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一日一冊、本を食う

長年の積ん読本を読み切るブログ

【022】柏倉康夫『エリートのつくり方』1996年

フランス人の政治にたいする関心の高さ(p.7)

一九九五年五月

今回の大統領選挙の主要な候補者は、みな有名な高等学校の準備学級で猛烈な勉強をしたあと、大学とは別の高等教育機関であるグランド・ゼコール(Grandes Ecles)、それも同じENA(国立行政学院)をへて、官界、政界へと進んだ経歴の持ち主(p.10)

シラク大統領が新たに首相に任命したアラン・ジュペ氏も、エコール・ノルマル・シュペリュール(高等師範学校)とENAの二つのグランド・ゼコールの出身者で、秀才の誉れの高い人物である。ジュペ首相は、かつてシラク氏のスピーチ・ライターをつとめたこともある子飼のエースで、抜群の頭脳とひらめきの持ち主だと評判である。(p.10)

「ル・モンド」紙が行った世論調査によれば、フランス人の六〇パーセントが核の抑止力を必要と答えているが、その割合は高学歴のものほど高いという結果が出ている。(p.11)