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一日一冊、本を食う

長年の積ん読本を読み切るブログ

【023】轡田隆史『うまい!と言われる文章の技術』1994年

文章の出来はともかく、なにがなんでも書き終えて、出稿しなければならない。
お手伝いがわたしにできるとするなら、この「なにがなんでも」ということだろう。(p.3f.)

なにがなんでも式の荒行
乱暴な方法を説く
「なにがなんでも」、とにかく書く技術(p.4)

いろいろな文章のあることを列挙しながら、実は、わたしはちょっと感動しているのだ。どの文章も、書く動機はどうあれ、みんな人に読んでもらうために書かれていることに、ふと気づいてこころ動くのである。(p.17)

お知らせを読んだ人々は、それによって、行動を起こしたり、行動を止めたりするのである。とても素敵なことではないか。
人は、文章を書くことによって他の人につながってゆくのである。読んでもらう、とはそのことを言うのだ。
書きたくなって筆をとろうとしている自分、書かざるを得ない状態になって筆をとろうとしている自分。そのような自分に、人はもっと感動していい。(p.18)