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一日一冊、本を食う

長年の積ん読本を読み切るブログ

【035】藤井孝一『週末起業』2003年

読書中 記録中

章扉イラスト 横山裕一

勿怪(もっけ)の幸い(p.7)
dictionary.goo.ne.jp

こんな世界に何も知らずに飛び込んだら、普通は大けがをします。それを避けるためには、起業家になるためのトレーニングを積むことが必要です。そのトレーニングとして最良なのが、会社を辞めずに起業してみることなのです。(p.9)

独立開業
今まで泳ぎ方を教わったこともない人に「海に飛び込め」というようなもの(p.25)

背中を軽く押したつもりでも、もしかしたら相手を崖から突き落とすことになるかもしれない(p.9)

誰もが口では「いつかは一旗揚げてやるぞ」と言いつつも、結局六十歳の誕生日に花束を渡されて、温かく見守られて退社してきたのです。(p.17)

某転職支援会社の担当者によれば、転職したときの給与は「七五三が相場」だそうです。
「良くて七割、普通は五割、悪いと三割」に減る(p.18)

今、不安にさらされているのは「特定の会社」ではなく「会社勤め」という生き方そのものなのです。(p.19)

くり返しますが、いま不安にさらされているのは「雇われる」という生き方です。
「転職する」「副業する」という対応は、いずれも「雇われる」ことからの脱却ではなく、「雇われ先」を変えることにすぎないのです。(p.24)

副業は「時間の切り売り」にすぎない
時間×時給以上には絶対に稼げません。(p.22f.)

アルバイトの仕事は、割に合わないものばかりです。そりゃ、そうでしょう。自分でやったら割に合わないからこそアルバイトに頼むのです。(p.23)

一方、そのわずかなお金と引き換えに失うもの、これは決して小さくありません。副業とは時間と体力という、あなたの財産を切り売りしてお金を得るようなものです。(p.23f.)

 起業家の世界は決して甘くありません。サラリーマンとはまったく異質な世界です。すべて自分でやらなければなりませんし、売上げがなければ収入もゼロです。また銀行の預金残高をいつも気にしなければなりません。
 一瞬でもキャッシュフローがなくなれば、たとえ儲かっていても倒産します。詐欺も横行していますし、本人が気づかないうちに法律を犯していることもあります。それでも責任はすべて自分です。「知らなかった」では済まされないのです。(p.25)